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前回の、おばあちゃんのお骨についての気がかりな問題についての経緯。
おばあちゃんは、お母さんの素となった人です。お母さんは私の素となった人です。 だから、おばあちゃんが亡くなったという事は、 私の身体の一部を亡くした様な気持ちがして、 本能的にもなんともいえない悲しみがあるのかもしれない。 そして、私が日記にこのように記し続けるのは、大事な人が亡くなったという事実を、 少しずつ認めて受け容れて行く大事な作業(儀式)なのだと。最近気付きました。 + 祖母の兄妹は現在ほとんど大阪や京都の方に集まって暮らしていて、 何年も兄妹同士、「会いたいねぇ」と電話で話すばかりで、 お互い年老いて長旅をする体力もなく、直接顏も合わせないまま、 祖母は鹿児島で生涯に幕を下ろした。 まだ亡くなってたった三週しか経っていない。 …そうか、三週以上前にはまだ生きていて、温かったんだな。 四十九日は、魂がこの世とあの世を彷徨っているとか、この世に留まっているとか。 おばあちゃんは知り合いが多いので、きっと挨拶回りに忙しいんだろうな、とか、 生前、自宅のベランダでおじいちゃんに内緒で何年も何年も、 こっそり餌付けしてたネコたちにも挨拶してるのかも☆なんて考えてた。 *葬儀の後、ベランダで会ったネコのまんまるで真直ぐな瞳が忘れられない。 *さすがに勘が鋭いようで、なんらかの異変を感じ取っている様だった。 *私が残りのエサを器に注いでやっても、警戒してあんまり食べてないみたいだった。 *ネコ的には「ばーちゃんは…??」と思っていると思う。 *あと、「ばーちゃんの代わりにヘンなカッコした奴(私)がいる…(警戒)」とか。 *すまん。。。もうエサくれる人はいないんだよ…最後に沢山ごはん食べて行って。 私も祖母に素行を見られてるかもしれないので、うかうか妙なマネはできない(笑)。 泣いてばかりでは心配をかけてしまう。でも時々泣いてる(困)。 兄妹の仲が良かった祖母は、 「もし将来遺骨になったら、ひとかけらでもいいから親や兄妹が入っている(実家の)お墓に一緒に入れて欲しい」 と常々母や、自分の兄妹たちに電話で話していたそうだ。 私とも電話で話す機会はよくあったけど、そんな(死後の)話をすると、 私は悲しそうにするので、気を遣わせてたみたいだ。。。(ごめん、ごめん) それで、現在納骨される予定のお墓は、当然祖父のお墓で。 しかも、とんでもなく遠い孤島みたいなとこにある。 何度か祖父に連れられた事があったが、 桜島から車ごとフェリーで二時間以上もかけて移動し、 島についても 更に山奥みたいな最奥に車を走らせたような所に祖父の一族のお墓はあった。 なんでこんなへんぴな所に…。毎回思う。色々事情があるのだろうが。 お墓参りは大事だと思う。 大事だからこそ、まめに通える便利な所にあって欲しいと思うのも事実であり本音だ。 これからは、実際祖母の死を経験した事で、 お彼岸やお盆も、もっと大事な意味を持つものに変わって行くのだと思う。 この場所では、実際地元に住む祖父すら足繁くは通えてはいない。 年老いてきては尚更、通うのも一苦労だろう。 今はそれでも頼めば、車を持つ祖父が喜んでお墓参りに連れて行ってくれるだろう。 けどその後は……? 祖父も85の高齢で、将来祖父さえも先立ったあとは誰がそのお墓に来れるというのか…。 車を持たない私たち母娘だけでは、フェリー乗り場に辿り着くのかさえ怪しい。 島に着いたとしても、日が暮れる前にお墓にたどり着けるのか、気が遠くなる。 悲しいかな、足腰が丈夫な母でも昔と違って、疲れやすく体力も落ちてきている。 まして、祖母と仲が良いという兄妹も高齢で、 生前の祖母にもなかなか会えなかったというのに。 (祖母が亡くなってから葬儀には頑張ってすぐに駆けつけてくれていたけど、 (それが、祖母が亡くなる前じゃあ無理だったのかな、と思うのは、 (私のワガママなのだろうね。。。もう今となっては考えてもしょうがないが (そーだよね、私たちだって運が悪ければ祖母を見送れなかったかもしれなかったんだ (この人たちも必死でお金を工面して老体に鞭打ってやって来たに違いない (そんな個人の都合に無理言っちゃだめだよね…;けど思うだけなら許して欲しい (そして、向こうもこちらには思う所があるんだろう、と相手の気持ちが分かった そんな最果てのお墓となれば、←改めて突っ込む。どんな立地だよ…!! あの人(兄妹)たちは、もうお墓の状態で祖母と会う事は叶わないだろう。 だからこその、おばあちゃんの最後の最後のお願いだったんだろう。 祖母の自家のお墓は、兄妹たちが京都に移してきてるから比較的お墓参りしやすい。 この祖母の願いは、祖母側の兄妹ならみんな知っている事の様で、 お骨の件をどうするかについての、兄妹揃っての一族会議が葬儀の後あったそうだ。 けど、いくら兄妹で話し合ったって、配偶者の祖父が首を横にふれば、 何の意味も成さないのは分かっていての事だろうが…。 それでも話さずにはいられないんだよね、それが兄妹ってものなんだろう。 私には兄妹がいないから分からないけど。家族ってそんなものなんだろう。 祖父は偏屈というか、 元刑事のため(これでも丸くなったそうだが)非常に気性が荒く変わっていて、 (※一応、全ての元刑事さんには当てはまらないと思うので念のため…) 大人しい祖母を「仕事の電話番して貰わないといかんから」と言って、 長年窮屈な家に押し込めたまま、ほとんど旅行に連れて行く事もせず、 外食など家族サービスも一切せず、兄妹に合わせてやる事もしなかった。 (けど、人に好かれていた祖母だったので、尋ねて来る人が断えた事はなかった) ↑それでも祖父なりに、祖母や私たちを大事に扱っているらしいから困る。 祖父的には全く普通の感覚なのだ。 もっと一般的な思い遣りがあり、穏やかな性格だったら良かったのに…。 と、今更になって思うのも無いものねだりなんだろう。仕方のない事。 そんな祖父の祖母に対する態度のお陰で、 祖母の兄妹や祖母側の一族からは祖父はあまり良い印象や交流が一切ないので、 祖母側の一族の人間が、 何を言っても、祖父はお骨を渡してはくれないだろうと誰もが思っている。 今思えば、おばあちゃんが元気なうちに遺言を遺してくれていたらな、と思うが…。 (亡くなってから万一揉める事を思うと、遺言も本当に大事なんだなあ…) 下手に祖父の機嫌を損ねる様な事があってはならない…。 機嫌を損ねると、こちらの話には一切耳を貸してくれなくなるからだ。 このままでは、おばあちゃんの最後のお願いが潰えてしまう。 まだ微妙な親族の誰かよりは、幼少から祖父と交流のある私が…。 できる限り、おばあちゃんの願いに沿える形で私がなんとか交渉?できないか。 おばあちゃんを見送った後もひたすら悲しみに暮れる暇もなく (いや、暮れまくってたけど…;) あのへんぴなお墓に納骨されるまでにどうするか…そんな事を考えていた。 おばあちゃんが悲しんでる暇を、私に与えてくれない様にしてると信じて…! ↑たまにスピリチュアル的な発想になるのはデフォです。すみませんアフォで…(照)。 何年もろくに兄妹に会わせて貰えず、 ある意味祖父に縛られて一生を終えたおばあちゃんが、 亡くなっても尚、あの更に遠く、寂しいお墓に親や兄妹と離れて 独り入ってしまうのは不憫な気持ちになる。 それだけは大人しく気丈なおばあちゃんでも耐えられなかったんだろう。 だって、お墓には電話もポストもないんだから。 みんなが足を運んでこそのお墓でしょう? 最後のお願い、叶えてあげたい…! 四十九日後にはすぐ納骨するって言ってたな…。時間がない。 一旦、納骨が済んでからでは遅い、というかより難しい。 『改葬』といって色々な書類や手続きが複雑になってくるみたいだから。 今回の件を通して、生まれて初めて調べたり知ったりした事がたくさんある。 悲しい事も、今後の糧にしてみせるぞ。無駄にはしない。 つづく ※この翌日以降?の日記にこの続きを書くかも知れない。 自分自身への覚え書きとして。忘れたくない。 もうおたくでもなんでもない日記だよなぁ;まぁ一応個人の日記なんだからいっか。 ↑拍手いつも沢山ありがとうございます! PR この記事にコメントする
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