ウテナがこの世界から消えてしまったことを、
今日、偶然知ってしまった。
しばらく、実感がわかなくて。…??みたいな状態になっていました。
今、ようやくじわじわきています。
思えば、お顔を拝見したこともないのに不思議な感覚です。
なんで、っ…こんなに…。
私にとっては、
彼女がウテナそのものだったからに他ならないのでしょうが。
ウテナは、最近のピングドラムの記事にも熱心に記した様に、
現在(いま)の私の作風や嗜好に多大な影響を及ぼした偉大なる作品。
作中のウテナにとっての『王子様』のように、
いまの私を創ったアイデンティティーの重要な存在。
私にとって神様に近い『王子様』だったから。
アンシー「あの人は消えてなんかいない。この世界からいなくなっただけ」
…そうだよね、ウテナは私の世界からいなくなっただけ。
アンシーと同じようにウテナに会いに行く。
そう、心の中にはいつだってウテナとアンシーはいるのだから。
作品の中で永遠に輝く存在として在りつづけるのだから。
むしろ、今こそ、始まったんだ!
私もウテナに会いに行こう…!
アンシー「―――――待っててね……今度は、私が行くから……
どこにいても、必ず見つけるから」
ウテナ(回想)「ねえ、もし君に、なにか困ったことがあったら、
まずボクに話してよ。なんでも助けあおうよ。
君とはそういう友達になりたいんだ……」
アンシーは毅然とした歩様で、その光射す道へと歩き始めた。
少女革命ウテナ ――――これから始まる永遠黙示録
※「」の台詞は、最終回での実際の彼女たちの台詞です。
特にアンシーのこれらの言葉に、
今、これほどまでに励まされてる。ありがとう、ありがとう…!
長い長い、辛い決闘だったね、でも決闘から解放されたんだ…!
よかったね、よかったね……!
ようやく穏やかに、
心の薔薇を好きなだけ大輪に咲かせることができるね。
以下は、ウテナが崇拝されていたというカトリックにちなんで。
やすかれ、わがこころよ、
主イエスはともにいます、
いたみも苦しみをも
主イエスのともにませば、たええぬ悩みはなし。
たたかいおわりて
月日のうつろいなき
み国はやがてきたらん。
かがやくみ顔あおぐ
さちをぞ受けん。
アーメン
※賛美歌:「やすかれ、わがこころよ(298番)」の歌詞を編集•改訂しました。
今夜は静かに、
薔薇の薫りに包まれながら賛美歌を流し、ロウソクも灯し、
彼女を慕う皆様の心の薔薇が、
彼女にたくさん届くことを厳かにお祈りして眠りに入ろうと思います。
「この薔薇があなたに届きますように」
PR