飼い主の私にとっては、何物にも変えられない愛しい存在
妹のような、子供のような、
家族であり伴侶動物のみいちゃん。
(私の不始末を前提にお読み下さい…
)
そんなみいちゃんのお口がかなり臭う。。
私を愛しんで、顔や指をなめてくれてるのも嬉しいが、
(みいちゃんにとっては「よしよし
」「なでなで
」と同義だと思うああ可愛い可愛…)
なめて頂いた部分も臭います
ただ、肉食動物だからか、唾液も排泄物も臭いがキツイのだけど、
しばらくしたらすぐ臭いは飛んでしまうのが救い
そんな臭いの唾液で毎日全身くまなく毛づくろいしてキレイキレイにして大丈夫だろうか
でも不思議なんですよね…しばらく経ったら臭くない。
みいちゃん独特の体臭に変わっていて、
おひさま
みたいな匂いで、大好きな薫りなのです
(額にも匂い腺があるそうだが、非常に香ばしい…
魅力的。これで野生の猫は相手と交流するのねー)
脱線したけど、
そもそも、みいちゃんが歯磨きを嫌がるのをいい事に、
しばらく歯磨きをおさぼりしていた私が悪いのです、
誰だって臭くなるのも当然です。
動物病院の先生が「うちの猫は磨いてないけどね」と言っていたのを聞き、安心かつ油断してしまった。
先生が「ぼくは磨いてないけどね笑」だったら油断しなかったと思う。
とにかく私の過失でした。
みいちゃんすみませんでした。。
?
…で、みいちゃんは相変わらず私にべったりです。
短い距離なのに未だにトイレまで送り迎えしてくれる
トイレにこもると、大騒ぎしてドアを叩いたりする。
寝相の悪い私から離れずに一緒に寝てくれる。
私が狭いベッドに横向になって寝ていたら、
カシューナッツみたいに私の寝相の後ろに倣って寝ている(かわゆい)
一念発起して、そんなみいちゃんを身嗜みを整え、
本来の淑女(おひめさま
)に素人なりに戻そうと決意した。
まず…
ゴムひもが大好きなので、
激しくアップダウンの運動を10分ほど続け、
(本人大喜び
)体力を消耗させる。
はあはあ…これなら抵抗されても力も多少弱まるだろう…(それ以前に私が疲れた
)。
そして優しくみいちゃんをおひめさま抱っこして膝上に乗せる。
左手でみいちゃんを抱えつつも、
ポケットに隠し持っていた猫用爪切りを右手に構える
ちなみに、みいちゃんは爪切りが大嫌いだ。
毎回上下左右に渾身の力を込めて、
うなぎの様にクネクネ私の身体の中から逃れようとする。
本能的に武器を奪われるのは、何回経験しても嫌なんだろうなぁ
でも人間と共存・守られる環境にある家猫には、
人間を怪我させる可能性はなるべく絶たないといけないよ。
それに家猫なら爪切っても問題はないし、すぐ生えるから我慢してね
(春夏とこれから薄着になるので爪はまじで脅威です)
「すぐ生える」も問題なんだけどね
去年の夏はキズだらけで大惨事だよ
…猫は勘がいいみたいで気配を感じ取ったのか、
早速、私の腕から必死にもがきだした
うう…物凄い力
さっきの運動の効果がないじゃないか
とにかく逃がさない。
早くもみいちゃんは私の足の間から身を無理矢理ねじって逃げようとしている。
そこをカニバサミにして捕縛した。
下半身を固定し、さすがに私も慣れてきたのが、
「よ~し、よしよし」と言いながらチョンチョンと前脚を済ませた。
ようし、前脚は牙との連携攻撃とネコキックが脅威だった。
だが、噛まれかけたら、
みいちゃんの右の耳と頭を大口でかじるマネをしたら、呆気に取られて呆然としてた笑。
あとはカニバサミで封じた後脚っ
まだまだ暴れるみいちゃん。
その小さな身体の両脇をつかみ、
突然"たかいたかい"を高速で三回繰り返したら、
「
」キョトンと一瞬何をされてたか忘れたらしく(あほ可愛い…
)
その隙に後脚を済ませて貰った
さー、凶器を取り払ったところで、歯磨きさせてもらいました。
爪切りより嫌じゃないみたいで、逃げようとしても攻撃まではして来ない。
歯磨きジェルを入れると眉間にシワを寄せ、
目を細め舌を出したりしまったりしながら、口をくちゃくちゃさせとりましたわ
その後、ワンちゃん用のコロン(天然成分と香りで無害)を、
ネコちゃんにも大丈夫ということで、店員さんに勧められていたのを購入していたので。
一応舌の届かない頭頂部と後頭部に少しつけた。
みいちゃんからお菓子みたいな匂い(いちごの香り
)がするのがおかしかった
ふぅ~
大変だったな
みいちゃんがおひめさまに戻ってくれて良かった
今後も私次第ってことね。
みいちゃんはその後すねて、私の膝から家の奥へ逃げて、
裏切られた、みたいなすねた目つきをしてた。
その三分後には私の膝上に戻って来てくれたよ笑
立ち直るのハヤスギ
家族だから、綺麗ごと抜きで戦いもあるのですよ